海釣りで味わった自然と向き合う喜び

趣味

私が海釣りを始めたのは、4年前、職場の同僚に誘われたのがきっかけでした。それまで釣りといえば、子どもの頃に川で小さな魚を釣ったくらいで、海釣りは未知の世界。最初は道具も知識もゼロでしたが、波の音を聞きながら魚と格闘する時間が、こんなにも心を満たしてくれるとは思ってもみませんでした。海釣りを通じて、自然とのつながりや自分自身を見つめ直す体験を振り返ります。

初めての海釣りは、千葉の海岸でのこと。同僚に連れられて、防波堤で竿を手にしました。初心者向けのサビキ釣りからスタート。仕掛けを海に投げ入れ、ウキが揺れるのをじっと見つめる時間が新鮮でした。30分ほどで小さなアジが釣れたときの感動は今でも忘れられません。手で感じる魚の引き、キラキラ光る鱗。自然と直に触れ合っている実感がありました。その日、釣った魚を家で塩焼きにして食べたんですが、シンプルなのに驚くほど美味しかったんです。

それから海釣りにハマり、週末はよく海に出かけました。道具も少しずつ揃え、ルアー釣りや投げ釣りにも挑戦。失敗も多かったです。たとえば、根掛かりで仕掛けを何度も失ったり、風向きを読めず遠くに投げられなかったり。あるときは大物を狙って気合を入れたのに、釣れたのが小さなフグで笑ってしまいました。でも、そんな失敗も含めて、海釣りは毎回新しい発見があるんです。天気や潮の流れで釣果が変わるから、自然のルールを学ぶ楽しさがありました。

海釣りを続けていると、心の変化も感じました。普段の仕事ではパソコンとにらめっこですが、海ではスマホを置いて、波や風に集中する時間が増えました。釣れない日でも、海を眺めながらぼーっとするだけでストレスが溶けていくんです。ある朝、日の出を見ながらコーヒーを飲んだとき、こんな穏やかな時間が欲しかったんだと気づきました。子どもが生まれてからは、家族で海に行くことも。息子が初めて小さなメバルを釣り上げたときの笑顔は宝物です。

今では、海釣りが私の生活の一部です。季節ごとに狙う魚が変わるので、年間を通して楽しみがあります。たとえば、秋はアジやサバ、冬はカレイを狙うのが好きです。釣った魚を家族で食べるのも楽しみの一つ。海釣りは、ただ魚を釣るだけでなく、自然と向き合い、自分をリセットする時間。これからも、海の恵みに感謝しながら、竿を握り続けたいです。

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