写真を撮り始めて10年、ようやく個展を開く機会に恵まれました。ギャラリーのオーナーに声をかけてもらったとき、嬉しさと同時に不安が押し寄せてきました。撮ることには自信がついていましたが、作品を展示用に仕上げることについては、ほとんど経験がなかったからです。
出力サービスを調べていくうちに、大判のポスター印刷という選択肢があることを知りました。写真 ポスター 印刷の業者を選び、カラーマネジメントをしっかり行った上でデータを入稿すれば、モニターで見ている色に近い仕上がりになると説明を受けました。最初は半信半疑でしたが、試しに一枚だけ小さいサイズで出力してもらったところ、細部の解像感と色の深みに驚きました。これなら大きくしても耐えられると確信し、メインの作品はB1サイズで印刷することに決めました。
ギャラリーの白い壁に並べてみると、スマートフォンやパソコンの画面ではわからなかった写真の力が浮かび上がってくる感覚がありました。光の陰影や素材の質感が大きく引き伸ばされることで、改めて自分の写真と向き合うような体験でもありました。来場者からも、大きいからこそ伝わるものがあるという言葉をもらい、サイズを選んで正解だったと胸をなでおろしました。
会期終了後、数枚の購入希望もいただきました。同じデータから再度印刷して対応できたことも、大判ポスター印刷という形式のありがたさでした。次の個展ではもう迷わず、最初から大判での出力を前提に構成を考えようと思っています。
