わたしはもともと横浜で長距離トラック運転手として勤務していました。
長距離トラックの仕事は一般的には「体力・集中力が要る」「拘束時間が長い」「事故を起こしたときにとんでもないことになる」と言われていますが、私が勤めていた会社は労務管理など福利厚生がしっかりしており、私自身も車の運転が好きなこともあってこの仕事は天職だと感じておりました。
しかし、40歳を超えたあたりから体力の衰えを感じはじめ、深夜の高速を走っているときなどヒヤッとしてしまうようなミスも多くなってしまいました。

そこで45歳を迎えたのを機に会社を退職、首都圏ハイヤーへの転職を決意しました。
基本的に幹線道路を走るトラックと、時には裏道も駆使しながらお客様をお送りするハイヤーとでは求められている能力が違うこともあり、やっていけるだろうかと不安でしたが、幸いにもすぐに慣れることができました。

ハイヤー運転手の仕事をしていて一番うれしいことの一つが、お客様の満足した顔を直接見ることができることです。
基本的に荷主と顔を合わせることのない前職と違って、「わたしの運転が今まさに人の役に立っている」ということをより強く感じることが出来ます。
これからの運転手人生も実りの多いものになりそうです。